日本取引所グループ株価上昇の背景が兜町関係者の間で話題に

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日本取引所グループ(8697)最近の株価上昇の背景は不透明

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日本取引所グループ株価が異常なほど値上がりしていることが、株式市場関係者の間で話題になっている。4月17日安値1538円から6月9日につけた高値は1967円と、429円の上昇となった。日本取引所グループ(8697)最近の株価上昇の背景は不透明というレポートが外資系証券からリリースされた。

そもそも、日本取引所株価は値動きが比較的少ない銘柄で、上場しているが売買したことがある投資家も多くは無いと思われる。株式市況が好転したことで、売買が活発になり手数料収入が増加して業績が良くなるという思惑や、サウジアラビア国営アラムコを東証に上場誘致していることなど、材料性がないこともないが、株価を大きく動かせるほどの材料とは感じられない。

クレディスイス証券は、「日本取引所グループ(8697)最近の株価上昇の背景は不透明」とレポートをリリース。株価の割高感が高まりつつあるとしながらも、目標株価を1678円から1840円へ引き上げ、レーティングは「ニュートラル」を継続。

レポートでは「依然として株価の売買代金への相関は低く、TOPIXなど市場水準との相関も低下しつつある。」と解説。アナリストも株価上昇を説明しにくいと困惑している模様、しかも「日本株の先高観も強いわけではない」とコメントしており、公になっていない材料があって買われているのか兜町関係者は原因不明の株高に注目している。

日本取引所グループ株価チャート

株価チャート引用元:SBI証券初めての方でも安心のサポート

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