みずほFGと三井住友トラスト事業統合で三菱UFJの2倍の380兆円規模

みずほFGと三井住友トラスト事業統合メガバンク再編へ

みずほフィナンシャルグループ(8411)と三井住友トラストＨＤ(8309)が傘下の資産管理銀行の合併をする方向で協議に入ったと２０１７年１月１８日付け日本経済新聞朝刊が伝えた。

メガバンクに業界再編の動きが表れたことで経済界に刺激となりそう、報道によるとみずほＦＧは傘下の資産管理サービス信託銀行（ＴＣＳＢ）と三井トラスト傘下の日本トラスティ・サービス信託銀行（ＪＴＳＢ）が２０２０年までに持ち株会社形式で合併事業統合する見通しで主要株主や金融庁と調整に入っているという。

２信託銀行部門が合併すると信託財産は３８０兆円となり、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ(8306)の系列銀行の２倍になるという。みずほ２０１６年に第一生命保険ＨＤ(8750)と運用事業統合しており、世界規模のグローバルカストディーへ対抗するためにも海外でも関連事業を統合することになっている。