為替・株式見通し、トランプショック→トランプラリーで日経平均18000円

日本株投資戦略

トランプショックから一転してトランプラリー強気相場

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アメリカ大統領選挙が終わり共和党トランプ氏が勝利、次期アメリカ大統領となることが決定した。11月9日、東京株式市場は開票結果がトランプ氏優勢になるとドル安・円高、日本株安とトランプショックで日経平均1000円安となった。

その夜、ニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が大幅続伸、翌10日になって東京株式市場も買い先行スタート、日経平均株価は1000円高と急反発となった。トランプ氏の勝利宣言で大規模なインフラ投資を行う事(1兆ドルの財源はどうするのだろう?)、保護貿易について関税を課すことに触れず米国長期金利が上昇、金利上昇でドル高となり円安が日本株高となった。

いつも思うのだが、トランプ氏は公演中にいつも人差し指を立てたり、円マークを描きお金を意図するかのような仕草がクセになってるようだ。
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トランプ氏が大統領になったら、日本はどうなる?

 

多くのエコノミスト、ストラテジストが予想を見誤った

米大統領選挙はクリントン氏が勝利という予想が大半を占めてたが、選挙結果はトランプ氏が勝利した。トランプ氏が勝利した場合、経済、為替、株価にネガティブな影響を与えると言われてたが、マーケットはアジア時間は急落したがNY株式市場は時間外先物取引だけが急落しただけで、予想に反して過去最高値を更新している。

エコノミストなどの誤った事前予想
・クリントン勝利
・トランプ勝利=円高、株安
・米国経済の悪化、日本経済の悪化

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 9/6 号 [トランプの黒歴史]

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今後の株式相場見通しは18000円を目指す展開

大和総研によると、目先は日経平均株価が18000円を目指して上昇する株式相場展開を予想している。米国金利上昇がドル高となり相対的に円安効果となり、「ドル高=円安=日本株高」というシナリオが続く見込み。新大統領就任後の100日間をハネムーンと言い、新たなポジティブな政策見通しなど出やすいことでマーケットは上昇する傾向がある。

トランプ100日マニュフェスト
・法人税率を35%から15%へ引き下げ
・10年間超で1兆ドル(107兆円)のインフラ投資計画
・オバマケアの廃止もしくは制度見直し
・海外留保している利益を低税率で本国へ還流させる措置

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大和証券レポートでは共和党政権は初年度の前半は株価上昇、年後半は軟調になる傾向があるという。新政府人事などハネムーン期間を含めて年前半は上昇するが、共和党は小さな政府・財政緊縮という志向で成長率が悪化することを株価が先取りして動く傾向があった。しかしトランプ氏は型破りで今までの共和党とは違い、大規模な財政支出を計画している、トランプ新大統領は従来通りの予想が当てはまらず難しい。

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