日経平均株価予想、2019年~2021年まで長期強気相場が続く見通し

日本株長期強気相場入り テクニカルチャート

日本株、長期強気相場入り日経平均3万円も

日経平均株価は長期上昇トレンド入りが明確になった。26週移動平均線と52週移動平均線がゴールデンクロスとなり、アベノミクス相場開始の2013年から2015年6月まで強気相場が続いた以来の事となる。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券のエリオット波動分析のレポートでは、プライマリー第1波の「理想買い相場」は2012年6月につけた大底から約3年続いた。エリオット波動の第3波は「もっともダイナミックな現実買い相場である」と解説。

第3波の上昇相場は第1波と同様の3年間あるべきで、より美しい形は5年間続くという可能性があると指摘している。同証券の日経平均株価、TOPIXのエリオット波動分析ではプライマリー第3波は2019年7月まで続き、2021年7月まで続く可能性があるとしている。

チャート分析からの上値計算値に、日経平均株価が2019年~2021年に30000円に接近するか、3万円を回復する水準になると日本株に強気な姿勢をコメントしている。

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日本株長期強気相場入り
チャート引用:三菱UFJモルガン・スタンレー証券
岡三オンライン証券




相場は歴史を繰り返す

チャート分析理論では「時間論、値幅論」を重要視する、過去の上昇幅・下落幅を未来の値幅に当てはめて「計算値」を出す。この計算値が上値目途、下値目途となり、売買タイミングの参考に使われる。過去の値幅が〇〇円だったから、これを今のチャートに〇〇円を当てはめてと計算するから「相場は歴史を繰り返す」と言われる所以になっているのだろう。一目均衡表の「対等数値」はまさにこうした理論のごく一部である。

 2017年4月~6月に日経平均株価2万3000円試し

MUMSSレポートの続きには足元のエリオット波動(3)-1波が完成する時期が2017年で順当なら23000円を試す可能性と始まり、1989年の高値38957円44銭から2008年の安値6994円90銭まで下落幅の半値戻しが22976円であり、23000円が重要なチャートポイントと指摘。(一目均衡表の対等数値論と同じ考え方で計算値を出している。)

波動の完成する時期は2000年4月高値から2008年10月安値までが102か月、34四半期で(34はフィボナッチ数)、2008年10月安値から102か月目が2017年4月であり、34四半期後が2017年4月~6月になっている。(一目均衡表の「時間論」と同じ考え方)

レポートでは21年前の動きをなぞっているようであり、今年2017年の展開は1996年の相場が参考になると紹介している。(一目均衡表の「相場は歴史を繰り返す」という考え方に一致する)1996年の相場は大幅上昇でスタートしたが2月上旬から3月中旬にかけて調整した。そして調整後は再び上昇となり年初来高値は6月26日の22750円だった。それからは調整期間が長く12月26日に年初来安値18819円をつけた。

2017年と1996年が同じ相場展開となるならば、「大幅上昇スタート、2月~3月に調整局面、6月に高値をつけ、年後半は長期調整局面が続く」となる。

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日経平均26週線と52週線がゴールデンクロス

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