海運株の投資判断はコンテナ市況・海運市況の本格改善を待ちスタンス

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海運大手3社の投資スタンス

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大手海運3社が(日本郵船、商船三井、川崎汽船)定期コンテナ船事業を統合して、新会社「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス」を設立した。来年2018年4月からサービス開始、世界シェア7%、世界ランキング6位となる。

SMBC日興証券が発行したリサーチレポートでは、海運株の投資スタンスは「待ち」の姿勢を継続、海運市況、コンテナ市況が本格的に回復するのは2019年からと予想しており業界環境が改善するには時間を要すると説明している。また目標株価に対する乖離率は日本郵船>商船三井>川崎汽船の順で、川崎汽船は割高と判断して投資評価「3-Underperform」継続としている。

目標株価の算出方法は2019年3月期予想BPSにPBR0.7倍を乗じて算出。川崎汽船については大株主の保有株比率が上昇しており流動性が低下している点を指摘している。旧村上ファンド関係者が設立したファンド「エフィッシモ・キャピタル・マネジメント」が約3億6000万株、保有株比率38.43%という大株主になっている。

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大手海運3社レーティング

大手海運3社 時価(8/14) 投資評価(SMBC日興) 目標株価 レーティング(他証券)
日本郵船(9101) 206 2 210 230 クレディスイス
商船三井(9104) 331 2 310 350 ゴールドマンサックス
川崎汽船(9107) 278 3 200 230 野村證券





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