新型コロナウイルス影響による倒産件数と銀行株の投資判断・人材派遣・転職関連業界

日本株投資戦略

人材派遣・転職関連業界と注目株

大和証券が作成した人材セクターのレポートでは、7~9月期対比で派遣契約解除増加の動きは聞かれないと指摘。製造/求人関連では徐々に新規案件が増加しつつあるも、事務派遣/技術者派遣では新規案件が少ない印象だと指摘。

現時点で業績見通しが立て難い顧客が多いと推察、今後の焦点は2021年3月になる可能性があると解説。出遅れ銘柄として、エン・ジャパンとフルキャストホールディングスを紹介しています。

日経平均株価見通し2万4500円

東海東京証券による日本株見通しでは、アナリストによる業績予想のリビジョンインデックスは改善傾向を継続。今後上方修正に向かう可能性が高まってきていると指摘している。

製造業に関わるものを中心に経済指標の持ち直しが顕著になっていることなど、日本株市場ではポジティブな材料が着実に増加、外部環境が落ち着きを取り戻すにつれて日本株も上昇基調を強めると解説。COVID-19ワクチンが実用化された際には、景気敏感株のウェイトが高い日本株に出遅れ修正の動きが強まると見て、年末の日経平均は24500円まで上昇すると予想しています。

新型コロナウイルス影響による倒産件数

新型コロナウイルス倒産件数

SBI証券投資情報銀行セクターのレポートでは、国内の倒産件数はこれまでと同じく低位で推移していると指摘。金融機関の貸出姿勢が厳しくなく企業への資金提供がうまくいっているため、日本は新型コロナウイルスによる倒産件数が多くないとしながらも倒産が後ずれしている可能性もあり倒産の件数の動きは注視しておくべきと解説。

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銀行株カバレッジ全銘柄の投資評価「中立」を継続。地銀では、コンコルディア・フィナンシャルグループ、千葉銀行、静岡銀行を選好。大手銀行では、みずほフィナンシャルグループ>三井住友フィナンシャルグループ>三菱UFJフィナンシャル・グループ>三井住友トラストホールディングス>りそなホールディングスの順に選好しています。

2020年上半期報(出所:帝国データバンク
2020年1月~6月
倒産件数は3943件、3年連続の前年同期比減少
負債総額は6316億7900万円、半期ベースで2000年以降最小
コロナ倒産件数

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