ジャパンディスプレイが資金繰り悪化、産業革新機構に金融支援を要請

ジャパンディスプレイ大幅業績下方修正

液晶パネル製造大手のジャパンディスプレイが危機に面している、２０１６年４月～６月期の最終損益が１１８億円の赤字になり資金繰りが悪化、産業革新機構へ金融支援を要請とスクープ報道されている。

日本経済新聞や毎日新聞など大手マスコミの多数がジャパンディスプレイが産業革新機構へ金融支援を要請と報じている。だが会社側は「金融支援に関する報道内容は当社から発表した物ではありません。」とニュースリリースを出している。

当社に関する一部報道について（ジャパンディスプレイ）
http://www.j-display.com/news/2016/20160806.html

８月５日引け後に発表した４月～６月期の決算はネガティブな内容となった。売上高１９５０億円→１７４０億円、営業利益１０億円→３５億円の赤字、最終損益は１１８億円の大幅業績下方修正となった。

同社は液晶パネル製造で、Ａｐｐｌｅ向け売り上げが５割を占める、ｉＰｈｏｎｅの生産調整が響き大量の在庫を抱え資金繰りが悪化、スマートフォンの有機ＥＬパネル転換の波に乗り遅れており、産業革新機構や主力銀行から借り入れ資金で有機ＥＬ生産設備投資を計画している模様。

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