ゴールドマンサックスTOPIX目標引き上げ野村證券が日本株強気スタンス継続

ドル円相場予想 日本株投資戦略

ゴールドマンサックス、1年後の日本株目標引き上げ

ゴールドマン・サックスによる日本株見通しでは、目先の株価動向を巡る不確実性は高いものの、中期的な日本株の見通しにはより強い確信を持っていると評価。ワクチン接種は順調、堅調な国内経済を背景にコンセンサス利益予想の上振れは続くとの見方で、9月以降の株価上昇はありえるシナリオと解説。

それ以前に新型コロナウイルスや政治の不確実性が低下、良好な1Q決算が日本株を押し上げる可能性もあるみて、目先のネガティブ材料は既に株価に十分に織り込まれ、日本固有のダウンサイドリスクは限定的と解説。1年後のTOPIX目標水準を2150ポイントから2175ポイントに引き上げています。

日本株強気スタンス継続

野村證券による株式市場見通しでは、株価急落の背景として、欧米で「リベンジ旅行」に出かける投資家が多く、デルタ株を巡る不透明感と相まってポジション調整が例年よりも前倒し、大規模化している可能性が高いと指摘。

空売り比率は日本株があく抜けしていない可能性を示唆しているものの、市場の景気不安はポジション調整の影響で誇張されすぎとの見方で、決算が失望的になるリスクは低いと解説。3ヵ月タームでの日本株強気スタンスを継続しています。

中長期参考銘柄リスト エムスリー新規採用

今月の見通しでは、日本株は徐々に水準を切り上げる展開を予想。新型コロナワクチンの職域接種が開始されていることも普及加速に寄与してると解説。

企業の4~6月期決算発表シーズンでは良好な業績が示されそうなことが投資家心理の改善に繋がるとみているものの、27~28日にFOMCの開催を控えることから、月後半は様子見ムードの強い展開を予想。

東海東京証券による中長期参考銘柄リストには、シップヘルスケアDHを除外し、エムスリーを新規採用しています。

投資アイデア中小型株スクリーニング銘柄リスト

東海東京証券による見通しでは、決算発表では大幅な業績拡大が見込まれるものの、既に決算を発表した企業の株価を参考にすると、今回の決算発表では上値の重さが継続する可能性もありそうと指摘。

再来週のFOMCを控え、株式市場では様子見ムードが徐々に広がるとみて、投資アイデアとしてコンセンサス予想による4~6月期経常利益増益額の大きい中型株をスクリーニング。

コニカミノルタ、ニコン、IHI、東急不動産HD、三井金属、大同特殊鋼、BML、HUグループ、武蔵精密、トリドール、UACJ、FCC、カシオ、三菱マテリアル、ニフコ、東京精密、高砂熱学、帝人、デクセリアルズ、森永乳業、日本ライフライン、コムシスHD、栄研化学、エンジャパンをピックアップしています。

東京オリンピックとコロナ感染者数が株価に影響

証券ジャパンによる今週の見通しでは、7日公表のFOMC議事要旨に注意が必要なことや、ETFの分配金基準日が多い8~9日に分配金捻出伴う先物・現物の売りが出ることが警戒されると指摘。

東京五輪開催による人流増加や変異種の猛威などによる感染再拡大リスクに当面は一喜一憂する可能性があるものの、ワクチン接種回数増加で投資マインドは徐々に好転するとみて、欧米を中心としたグローバル景気の回復も続くと解説。

今月後半からの決算発表を控えて、ソニーや村田製製作所など電子部品・半導体、トヨタ自動車やデンソーなど自動車、機械、IT関連など好業績が期待できる銘柄の押し目買いを提案。参考銘柄として、島津製作所、浜松ホトニクス、メック、弁護士ドットコム、IIJ、日本航空を紹介しています。

東京オリンピック後の日経平均株価予想32,000円ニューノーマル時代への復帰は2023年
東京オリンピック後の日経平均株価は?株式相場見通しを外資系証券、国内証券アナリストレポートをまとめた。コロナ後の「リオープニング関連銘柄」をクレディスイスがレポートにまとめた、新型コロナウイルスワクチン接種状況から経済活動が再開、業績と株価が回復する銘柄をリストアップ。

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