買い好機の米国注目株7銘柄
東海東京証券レポートでは、今回の急落は相場を引っ張ってきたPERなどバリュエーションの高い成長株が大きくきつい株価調整となったと指摘。米国長期金利上昇と成長株の動きは逆相関関係がみられ、ときどき急激な近上昇局面でくしゃみのような調整が起きることを示している。
株価というものは、業績ファンダメンタルズへ回帰する為、押し目形成しにくい成長株や優良株への投資機会と捉え、米国株個別銘柄では、アマゾンドットコム、エヌビディア、セールスフォードットコム、Tモバイル、VISA、ホームデポ、ナイキ クラスBの7銘柄をピックアップ。
日本株はクレディスイス証券の先物手口に注目
一方で日本株見通しについては、日経平均株価反発にファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、そして1月から一貫して下げてきたファナックが貢献した点に注目。
1)日経平均株価の予想PER12倍台まで低下
2)TOPIXが1680ポイントの岩盤に到達
3)日銀が6日間で4290億円分のETFを買った
4)訪日外国人客数の大幅減はアク抜け材料
5)当面の日経平均は日足の転換線が戻り目処
6)クレディスイス証券の先物手口
クレディスイス証券が先物を大量売り、過去の流れを振り返ると4月以降、2万2000円前後まで売りたたき、下値が堅くなると突如として買いに転じるパターンを4回繰り返した経緯から、今回も急にスタンスを変える可能性がある点に注目という。
直近の株価下落率の大きい銘柄スクリーニングリスト
証券コード | 銘柄 | 株価10/2 | 株価10/16 | 下落率 |
4530 | 久光製薬 | 9,060 | 6,850 | -24.4% |
4927 | ポーラ・オルビス | 4,215 | 3,375 | -19.9% |
4922 | コーセー | 22,000 | 18,000 | -18.2% |
7956 | ピジョン | 6,460 | 5,290 | -18.1% |
4911 | 資生堂 | 8,683 | 7,138 | -17.8% |
9601 | 松竹 | 14,120 | 11,640 | -17.6% |
4203 | 住友ベークライト | 5,240 | 4,325 | -17.5% |
4182 | 三菱ガス化学 | 2,534 | 2,093 | -17.4% |
3289 | 東急不動産 | 781 | 647 | -17.2% |
7313 | TSテック | 3,960 | 3,285 | -17.0% |
8273 | イズミ | 7,270 | 6,050 | -16.8% |
5801 | 古河電工 | 3,935 | 3,295 | -16.3% |
7327 | 第四北越フィナンシャル | 5,020 | 4,205 | -16.2% |
4217 | 日立化成 | 2,337 | 1,972 | -15.6% |
2181 | パーソル | 2,724 | 2,315 | -15.0% |
7276 | 小糸製作所 | 7,470 | 6,350 | -15.0% |
4967 | 小林製薬 | 8,580 | 7,300 | -14.9% |
6861 | キーエンス | 66,940 | 57,030 | -14.8% |
6806 | ヒロセ電機 | 12,480 | 10,640 | -14.7% |
4613 | 関西ペイント | 2,098 | 1,789 | -14.7% |
コメント