そーせいグループ決算ややネガティブな印象
そーせいグループ(4565)が3日続落、5月12日の決算発表と同時に開発中の新薬に関する新しい材料性など期待感から2か月ぶりの株価水準まで買われる局面が決算発表前にあったが、内容を確かめたいとの趣から利益確定が優勢だった。
週明けの株価は下落率5%を超える値下がりとなって、午前の取引では先週末比800円安の11140円までそーせいグループ株価下落する場面があった。5月12日引け後の決算で目立った好材料が無かったことで投資家が目先の売りを出したとの観測。
欧州系大手クレディスイス証券は、そーせい決算後のレポートで、印象は「ややネガティブ」、レーティング「ニュートラル」継続、目標株価15900円を継続としている。アナリストは2018年3月期は黒字を見込んでいるが、不定期的なマイルストーン収入の予想は困難と解説。
決算電話会議で「開発品の開始予定を発表した」とレポートで説明している。またアラガンと提携のアルツハイマー病治療薬 HTL18318 は患者を対象としたフェーズ1bを今年後半に開始する予定だという。
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