Gunosyマンガ配信撤退、ニュースパス拡大、目標株価3300円を継続

Ｇｕｎｏｓｙ目標株価までの乖離1000円以上

グノシー(6047)が５日ぶりに大幅反発、Gunosy株価は前日比106円高の2090円まで買われる場面があった。同社株は決算発表を機会に急落していたが、やっと落ち着く場面になってきた様子。

いちよし証券からＧｕｎｏｓｙレーティング「Ａ」継続、目標株価3300円継続のアナリストレポートが確認されている。2017年5月期第三四半期（2016年12月～2017年2月）の業績は、売上高19億8000万円（前期比66％増）、営業利益4億6000万円（2.5倍）、いちよし予想に売上高が届かず利益面は予想通りだった。

マンガ配信の撤退で売上高が減少したが、グノシー、ニュースパスが拡大好調で売上高は回復すると予想されている。アナリストの分析ではマンガ撤退はダウンロード数減少になったが、コンテンツ仕入れ費用と宣伝費用が抑えられることによって結果的には一時的な売上減も、今後はダウンロード数、ユーザー数、売上。利益が回復していくと解説。

同社はスマホ向けアプリ「Ｇｕｎｏｓｙ」は30代までの若い層がターゲット、「ニュースパス」は40～50代が中心のユーザー層。ＫＤＤＩと組んでニュースパスの拡大が見込まれている。

いちよし証券による目標株価3300円まで1000円以上の乖離があり上値余地が大きい、また岩井コスモ証券ではレーティング新規「Ａ」、目標株価3200円というレポートを出したばかりでこちらも注目されている。

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