銀行株価の見通し、低位に放置されている理由
三菱UFJフィナンシャル・グループが4月17日安値642円20銭を目先の底値にリバウンド基調にある。銀行株の今後の株価には関心が高い投資家が多く、きょうは野村證券のレポートが投資参考になると話題になった。
野村證券では銀行セクター内のトップピック銘柄として、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)のレーティング「BUY」、目標株価1050円を継続。目標株価までの乖離率は57.5%もあり投資家から注目されている。
バリューエーションはPBR0.6倍、史上最低水準からわずかに反転した位置で依然として低位に放置されている理由をアナリストレポートで紹介している。三菱UFJが他行と違うのは事業ポートフォリオ戦略、M&A巧者、邦銀にしては珍しいハイブリッドな企業のあり方を指摘している。
マーケット関係者からは、マイナス金利導入後に銀行株は厳しい経営環境をこなし、トランプラリーで株価は大幅に上昇。目先は5月の決算でもサプライズ要因は乏しく、6月に入り米国利上げ以降に銀行株上昇の出番だという見方が大半を占めている。
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