英国EU離脱後の投資戦略、日銀が保有するJ-REITに注目!
Brexit(英国EU離脱)で日本株投資戦略を見直さなければならないタイミングになった。英国ポンド、ユーロ下落、安全資産で円高が強まった、ドル円相場は2年7か月ぶりに1ドル=100円割れ、目先は100.50円台で推移しており、また100円割れになっても不思議でない状態。
円高は輸出産業に打撃が大きいのでトヨタ自動車(7203)など筆頭に自動車株が軒並み安、特にマツダ(7261)は欧州地域へ強みがあっただけに円高と欧州市場の不安定はネガティブ、次世代スカイアクティブ技術で評価が高いものの、野村證券がレーティングと目標株価を引き下げたことで急落となった。
東証REIT指数チャート:http://quote.jpx.co.jp/jpx/template/quote.cgi?F=tmp/hist_index&basequote=155&mode=D
市場ではBrexit(英国EU離脱)後の投資戦略として、REITへの関心が更に高まるものと想定される。今後期待される日銀金融緩和では、ETF買付枠の拡大、REIT買い付け枠の拡大が予想される。低金利の下で安定した高利回り商品として機関投資家からREIT買いが想定される。
既に日本銀行はREIT買付枠を拡大して5%ルール大量保有報告書を提出するまでポジションを高めている。日本最大の資金量を誇る超ビッグな買い手(投資家)とも言えるだけに、日銀の追随買いは戦略の有効手段。現在判明している銘柄では日本アコモデーションファンド投資法人(3226)、産業ファンド投資法人(3429)など合計12銘柄のREITを日銀が5%を超える保有となっている。
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日銀が大量保有報告書を提出したJ-REIT | ||
3226 | 日本アコモデーションファンド投資法人 | 5.01% |
3249 | 産業ファンド投資法人 | 5.03% |
3269 | アドバンス・レジデンス投資法人 | 5.03% |
8952 | ジャパンリアルエステイト投資法人 | 5.03% |
8955 | 日本プライムリアルティ投資法人 | 5.00% |
8957 | 東急リアル・エステート投資法人 | 5.02% |
8960 | ユナイテッド・アーバン投資法人 | 5.02% |
8964 | フロンティア不動産投資法人 | 5.02% |
8967 | 日本ロジスティクスファンド投資法人 | 5.03% |
8968 | 福岡リート投資法人 | 5.00% |
8984 | 大和ハウス・レジデンシャル投資法人 | 5.02% |
8987 | ジャパンエクセレント投資法人 | 5.03% |
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