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フランス大統領選挙、株価ショック・為替ショック影響のシナリオは?

フランス大統領選挙と株価・為替

フランス大統領選挙の第1回目投票が4月23日に行われる、今週はシリア情勢、北朝鮮情勢リスクが少し和らいだ感があるが、週末のフランス大統領選挙に世界中の投資家が注目している。

右派国民戦線ルペン党首が大統領になるリスクを市場関係者は警戒している。ルペン党首は「フランスEU離脱」を掲げている。2016年11月9日(日本時間)に開票結果が出た米国大統領選挙では、優勢とみられていたヒラリー・クリントン候補が敗れ、まさかのドナルド・トランプ候補が当選した。

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多くの有識者の間では「フランスはEU離脱しない、ルペン氏は大統領になれない」という見方が優勢だが、「まさかの出来事」をBREXIT、トランプ大統領誕生で経験しているだけに結果が出るまで投資家が慎重にならざるえない状況だ。

現在、欧州政治が国債市場に影響が出ている。フランス債券市場ではスプレッド拡大が発生している。

現時点では国民戦線ルペン党首と新党アン・マルシェ党首の候補、マクロン前経財相への支持率が高く、報道では20%~25%で横並び、次に共和党候補フィヨン元首相、メランション左翼党共同党首が20%弱の支持率を得ている。支持率が候補者数に対して分散されており、23日投票で過半数を獲得する候補者は予想しにくい。

第1回フランス大統領選挙で過半数を獲得した候補者がいなければ、上位2名による第2回フランス大統領選挙が5月7日に行われ、多数決で得票数が多い候補者がフランス大統領に決定する。

フランス大統領選挙の日本時間は午後3時~午後3時、現地時間の午前8時~午後8時で、第1回目の投票締め切りは日本時間4月24日(月曜日)午前3時、第2回目は5月8日(月曜日)午前3時となり、フランス大統領選挙と株価・為替への影響は日本市場が最初に受けることになる。




株価・為替へサプライズ影響

フランス大統領選挙が株価、為替にサプライズを与える条件は第1回投票でルペン党首の得票率が25%程度を上回る場合、世論調査を超えており第2回大統領選挙で対立候補者は苦戦すると予想されるからユーロ安、円高、株安という警戒感があると予想される。

しかし第1回目投票では過半数を獲得できる候補者がいないという予想が大半で、中道系のマクロン氏とルペン氏が上位2者になるとの予想から市場の注目は第1回目のルペン氏得票率と第2回目の投票が最大の注目点となる。

フランス大統領選挙と株価
euronews
http://www.euronews.com/2017/04/14/french-judges-push-for-le-pen-to-be-stripped-of-immunity

フランス大統領選コンセンサス

マーケット関係者は株価波乱、為替波乱要因になるのはルペン氏のフランス大統領誕生というシナリオで一致している。フランス大統領選コンセンサスはマクロン大統領誕生がメインシナリオ。

第1回目のフランス大統領選挙投票でマクロン氏、ルペン氏が上位2名になり、第2回目投票へ進み6対4でマクロン氏が当選するという予想がマーケットが大きく上昇するパターンとなる。

コンセンサスが狂うのは、第1回目の投票で極左メランソン氏が支持率を伸ばして番狂わせになるパターン、可能性は低いと言われているが右派共和党のフィヨン候補が支持率を伸ばすパターン。

仮にマクロン氏が第2回投票に進めず、ルペン氏とメランション氏かフィヨン氏が第2回目投票に進むとなれば、市場は「ルペン勝利の可能性が高まった」とみて、市場にショックが与えることは間違い無いだろうと言われている。

参考サービス内容:注目株・日本株投資戦略レポート

  

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