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米国大統領選挙後の日本株、トランプショック&トランプラリー銘柄

英国EU離脱(Brexit)以来の波乱相場、トランプ勝利と日本株

世界中が注目する中で米国大統領選挙は、事前予想でヒラリー・クリントン氏が勝利すると思われたのを覆してドナルド・トランプ氏が勝利した。来年1月20日にトランプ氏はアメリカ合衆国第45代大統領に就任する予定になった。

米国時間11月8日の投開票日、日本時間11月9日の午前中から開票結果を睨みながらの神経質な相場展開となった。午前中盤に日経平均株価は400円安となり、昼休み中に米国マスメディアがトランプ氏勝利と報じると、日経平均株価は約1000円安、NYダウ先物は700ドル安を超えてパニック売り状態になった。

多くの市場関係者がトランプ氏勝利のシナリオは、米国保護主義経済、関税引き上げ貿易などで米国経済は内向きになり景気が悪化すると言われていた。日米関係は日米安保問題、安全保障問題、ドル安・円高が影響して日本経済も悪化するという予想から、日経平均は1万5000円へ下落、外国為替は1ドル=95円~100円というネガティブな見通しが多かった。

11月9日の東京株式市場では日経平均が前日比919円安の1万6251円、ドル円相場は1ドル=101円台の急激な円高、時間外のNYダウは大幅安のままだった。市場関係者は9日夜のニューヨーク株式市場がどのくらい下落するかに関心が集まった。

米国株式市場が取引開始されると、投資家の予想とは反対にNYダウが257ドル高の1万8589ドルで終了。為替もドル円が1ドル=105円台に回復して翌10日の日経平均株価は前日比1092円高の1万7344円と急回復した。6月24日のBrexit英国国民投票でまさかのEU離脱となった波乱相場での経験則から、多くの投資家がかなり警戒してただけに急落・急上昇となった相場に「トランプショック、トランプラリー、トランプノミクス」という造語が使われるようになった。

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注目の為替レート

米大統領選挙後の株価パフォーマンス トランプノミクス銘柄

トランプ関連銘柄、トランプラリー株価パフォーマンスを見ると、業種別では保険業、証券、商品先物取引、銀行業、非鉄金属、鉱業、鉄鋼業、その他金融、不動産業、機械、海運、医薬品と上位11業種だった。銀行株はウォール街が嫌がるドット・フランク法に否定的なことから投資銀行に有利と考え米国市場で銀行株が軒並み上昇したことが日本株でも同じ現象が起きた、金利上昇が銀行株、保険株上昇の追い風となった。

不動産株はトランプ氏が「不動産王、カジノ・ホテル」を連想して買われたが金利上昇で後半は不動産株が軟調になった。米国インフラ投資関連として非鉄金属が買われた、この一覧表に入ってないが太平洋セメント、三菱マテリアルなどセメント株は真っ先に上昇、非鉄金属、鉄鋼株もインフラ投資関連として買われた。小野薬品、エーザイなど医薬品は、クリントン氏勝利だと薬価引き下げ懸念で先だって株価下落した分が反発となった。しかし厚生労働省がオプジーボがん治療薬の薬価引き下げを50%と押し進め、小野薬品は利益見通しが低くなったとして値下がりしている。

米国大統領選挙後の株価パフォーマンス30位

8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ
8750 第一生命保険HD
8766 東京海上HD
8604 野村HD
7011 三菱重工業
8308 りそなHD
8830 住友不動産
8309 三井住友トラストHD
8316 三井住友フィナンシャルグループ
6301 コマツ
8795 T&Dホールディングス
8630 SOMPOホールディングス
8002 丸紅
8601 大和証券グループ本社
5713 住友金属鉱山
8801 三井不動産
8725 MS&ADインシュアランスHD
4911 資生堂
8031 三井物産
8591 オリックス
5802 住友電工
1605 国際石油開発帝石
6988 日東電工
5411 JFEホールディングス
5401 新日鐵住金
4528 小野薬品工業
8058 三菱商事
1925 大和ハウス工業
4523 エーザイ
6501 日立製作所
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