すかいらーく株価、国内外食産業が新型コロナ前の水準に戻るのは難しい

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すかいらーく売上減少、コロナ影響で宅配・持ち帰りサービス強化

すかいらーく株価
SBI証券企業調査部の田中俊シニアアナリストが作成したアナリストレポートによると3月5日付けで、すかいらーくホールディングス目標株価を1900円から1570円へ引き下げ、レーティング「中立」を継続した。

「国内外食産業がコロナ前に戻る姿が想像できない」という題名で始まる同証券調査レポートは、コロナ禍で生活様式が変化しコロナ前に戻る姿が想像しにくくなってきており、デリバリー、テイクアウトの強化に取り組む危機対応力を示したが、同社の強みであったすかいらーく3000店舗網が逆に重荷にならないか懸念しているとコメント。

すかいらーく業績はコロナ禍の影響を大きく受け、2020年12月期の売上が前期比23.2%減少の2884億円、営業赤字230億円となった。デリバリー(宅配)、テイクアウト(お持ち帰り)強化したものの、店内でのイートイン落ち込み分を補えなかったようだ。

SBI証券予想では2021年12月期は増収増益、黒字化になるとしている。ただし売上高はコロナ前の85%程度の水準が前提で考えられており、緊急事態宣言2021年再発令の影響で1月~3月期の売上回復がスローペースであり、4月~6月期も注視する必要がある。

2022年12月期にはコロナ禍がほぼ収束しつつある前提で、既存店売上高が5%増見込み、2023年12月期も前期比増収増益が続くと予想。

国民のライフスタイル変化が定着して、一定比率でテレワークが継続され店内イートイン売上はコロナ以前には戻らないと予想。デリバリー・テイクアウトがイートインの落ち込み分をどこまでカバーできるかに注目という。

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SBI証券レーティング

・三菱ケミカルホールディングス(4188)「買い」継続 目標株価1000円→1200円
・すかいらーくホールディングス(3197)「中立」継続 目標株価1900円→1570円
・クラレ(3405)「中立」継続 目標株価1260円→1300円
・浜松ホトニクス(6965)「中立」継続 目標株価5600円→6200円

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