Webメディア動画コンテンツが好調
野村證券インターネット・メディアセクターのアナリストレポートでは、インターネットの主なポイントとして、ECは好調で高い伸びを持続し、ネット広告は回復傾向が顕著で特に予約型から運用型広告へ需要のシフトが進んでいると指摘。
コンテンツは動画配信サイトが好調、販促メディアは予約ビジネスを中心に回復傾向が顕著とみて、メディアは放送収入に一定の回復感、映画はコロナ禍でのヒット映画創出で業績が急回復しそうと解説。
広告代理店はバランスシートを含めた構造的な費用削減・効率化へ着手しはじめたことを評価し、個別では、ZOZO(3092)、カカクコム(2371)、東宝(9602)、電通グループ(4324)を推奨しています。
推奨銘柄:ゲーム関連企業・レジャー関連企業
ゲーム・レジャー業界のレポートでは、家庭用ゲーム業界のテーマとして、従来のリピート販売&デジタル化に加え、リアルとデジタルのタッチポイント強化、コンテンツの集中と選択に注目。
10~12月期以降は娯楽需要のデジタル市場とリアル市場循環を予想し、強いコンテンツへリソースを集中させ、収益性を改善しながら両市場で消費者との関係性を強化することが重要と解説。
中期的に娯楽需要の約20%がデジタル市場へ移行するとみているものの、短期的にはリアル市場への需要揺り戻しが起こる可能性も高いとみて、両市場を跨いで、消費者とインタラクティブな関係性を構築することが重要になるとコメント。
推奨銘柄として、バンダイナムコホールディングス(7832)、コナミホールディングス(9766)、ネクソン(3659)、オリエンタルランド(4661)をピックアップしています。
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