eコマース関連銘柄、国内証券がスタートトゥデイ、ヤフーに成長注目

ＥＣ市場は１３兆８０００億円(2015年)

楽天が１０００億円、１億２０００万株の自社株買いを発表して株価見直し評価で急騰、ヤフー好決算から複数の証券会社がレーティング、目標株価を引き上げの動きがあり証券アナリストは「eコマース関連株」に注目している。

ＳＭＢＣ日興証券から「成長が期待できるＥコマース市場」として決算内容が良いＥコマース関連銘柄をレポートで紹介している。個人消費が低迷する流れでもインターネットショッピングは順調にシェア拡大しており、ＥＣ市場規模が２０１５年には１３兆８０００億円にもなった。

将来性の拡大が期待されるeコマース企業から、アナリストは特にスタートトゥデイ、ヤフーに注目としている。スタートトゥデイは衣料品ネット通販ＺＯＺＯＴＯＷＮを運営、２０１２年度の年商は３１８億円だったが、２０１８年予想は７５０億円という急成長ぶり企業。

ヤフーは世界中でグーグルが圧巻して検索サイトトップなのに、日本はヤフーがトップという特殊な国。日本人にそれだけ好まれ利用されるように合っているのだろう。ヤフーは国内最多の商品数、Yahoo!ショッピング、オークション事業の取扱高は２０１６年第三四半期（４月～１２月期）に過去最高を記録。

コード	銘柄	運営eコマース	評価
3064	MonotaRO	ネジ1本からでも探せる工具界のアマゾン	ドイツ証券
3092	スタートトゥデイ	衣料品通販 ZOZOTOWN運営	SMBC日興
3660	アイスタイル	日本最大の美容総合サイト「@cosme」運営	大和証券
3665	エニグモ	服飾中心通販サイト「BUYMA」運営	SMBC日興
4689	ヤフー	Yahoo!ショッピング、オークション、アスクルLOHACO	三菱UFJ
4755	楽天	楽天市場、ネット通販の国内草分け的存在	モルガン
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