東芝株が時間外取引PTSで下落300円割れ、東証二部降格を嫌気

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東芝、8月1日から東証二部へ指定替え

東芝株価が時間外取引で売られ節目となる300円を割り込んだ、6月23日の東証一部市場で終値は14円30銭安の307円80銭だったが、夜間取引では286円の安値まで売られ終値は297円80銭となった。

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時間外取引で東芝株300円割れ-SBI証券PTS取引-初めての方でも安心のサポート

6月23日夕方、東芝は記者会見を開き、2017年3月期の有価証券報告書提出期限を8月10日に延長したこと、2017年3月期の赤字幅が拡大する事、半導体子会社の東芝メモリ売却についてなどを発表した。

同日、東京証券取引所は、東芝上場市場を東証一部から東証二部へ指定替えを発表。8月1日から東証二部へ降格となる東芝株への影響は、指数連動インデックス運用をしていう投資家から売り需要が発生する、市場関係者からは日経平均株価採用銘柄、TOPIX採用銘柄から除外されることによる東芝株売り需要は920億円だという。

SBI証券の時間外取引であるPTS取引では、夕方の記者会見内容を踏まえ投資家が東芝株を売り急ぐ展開が見られた。東証一部市場午後3時の終値は307円80銭だったが、PTS取引では安値が286円まで下落する場面があり、終値は297円80銭と節目である300円を割り込んだ、これは翌営業日の東証一部市場で株価への影響があるため来週月曜日は「東芝株価300円割れ」が予想される。

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参考東証一部から二部へ指定替えのお知らせ




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