住友不動産販売TOBストップ高、公開買付終了後に上場廃止へ

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住友不動産販売TOB終了後に上場廃止

住友不動産販売(8870)が買い気配値を切り上げ値幅制限上限の500円高3405円ストップ高買い気配となっている。先週3月17日に親会社の住友不動産(8830)が子会社の住友不動産をTOB(株式公開買付)すると発表したことが株価上昇の材料となっている。

住友不動産は東証一部市場に上場する住友不動産販売を1株3600円でTOB(株式公開買付)すると発表、3月17日の終値2904円に対して696円のプレミアがつくことからストップ高となった、きょうの値幅制限上限でもTOB価格に到達せずに明日も続伸すると予想されている。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では本件の株式公開買い付けにより住友不動産が住友不動産販売を完全子会社化についてのレポートを発行した。住友不動産は出資比率70.38%の連結子会社住友不動産を公開買付、1株3600円で買付代金609億円、買収後に完全子会社化となり住友不動産は上場廃止になる。

アナリストは住友不動産の株価に与える影響は「ニュートラル」、親子上場が解消して経営戦略の自由度が高まる点など前向きに評価できるという。

住友不動産販売TOB

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