IPOフィル・カンパニー初値は4000円をつける公開価格の約3倍

フィル・カンパニー成長可能性に関する説明資料 Market News

フィル・カンパニー上場2日目で初値4000円をつける

前週末18日に東証マザーズ市場に新規上場したフィル・カンパニー(3267)がきょう午前9時59分に、公開価格1310円の3.05倍となる4000円で初値をつけた。その後は4470円まで買われた後は、初値近辺で推移している。

同社は、1階を駐車場、2階以上を店舗とする建物の企画や設計を手がける。公募20万株、売り出し10万株のほか、オーバーアロットメントによる追加売り出し4万5000株を実施。会社側が18日の寄り付き前に発表した16年11月期の連結営業利益は前期比33.0%増の2億円の見通し。

上場初日に人気化して値がつかなかったこともあり、一部の初値予想が4000円へ引き上げられていた。市場からの吸収金額が約4億5200万円程度と小さかったうえ、ユニークな事業内容や業績の伸び、今後の展開余地の大きさなどが人気化の要因とみられていた。サラリーマン投資家ランキング

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