ピーシーデポコーポレーション決算発表延期を嫌気して株価急落が話題

ＰＣデポ決算発表延期をホームページに公表

ピーシーデポコーポレーション(7618)が商いを伴って急落、先週金曜日は８４円安の５２８円まで急落、約３ヵ月間続いた横ばいから下放れたチャートになった。テクニカル面では下落リスクが想定される。

ピーシーデポ株急落の背景は、同社のＩＲがホームページで「２月９日公表予定の第３四半期決算及び１月度月次報告は２月１０日以降、準備が整い次第お知らせいたします。」と公表したのが原因となった。

高齢者に高額なサポート、さらに高額な解約料が批判され２０１６年には「ネット炎上」する事態になって社会的にも批判された。こうした流れから業績落ち込みが予想されてたものの、９日予定の決算発表を日時指定無しに延期することが投資家心理を悪化させた。

直近ではモルガンスタンレーＭＵＦＧ証券やブラックロックジャパンが、昨年の株価急落時に大量取得した株式を手放す動きが５％ルールで確認されていただけに、機関投資家はリスク回避の行動をとっていた様子。