かんぽ生命保険、英国EU離脱の金利低下で前期末比1兆127億円減

Market News

かんぽ生命保険、2016年4月~6月期決算

かんぽ生命(7181)の第1四半期純利益は15%減、対通期での進捗率は22.6%

かんぽ生命保険(7181)は12日引け後、17年3月期第1四半期の連結決算を発表した。経常収益は前年同期比8.6%減の2兆2614億3900万円、純利益は同15.2%減の194億4100万円となった。

据え置かれた通期の純利益見通し860億円(前期比1.3%増)に対する進捗率は22.6%。会社側は、概ね順調な進捗としている。保険料等収入は、前年同期比636億円増の1兆4151億円となり、100周年記念キャンペーン等を通じた営業推進の強化等により、個人保険の新契約年換算保険料は、前年同期比20.7%増の1441億円、第三分野の新契約年換算保険料は、前年同期並みの121億円となった。

ただ、足元の低金利環境を受け、リスク性資産(外国証券・国内株式)への投資を5兆5461億円(総資産の6.9%)まで拡大しているほか、エンベディッド・バリュー(EV)は、英国のEU離脱直後の大幅な金利低下等により、前期末から1兆127億円減少し2兆1383億円となった。

かんぽ生命-1

http://pdf.irpocket.com/C7181/xoy0/yMHG/RDHM.pdf

 

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