ゆうちょ銀行マイナス金利政策と株安の影響で業務利益18.3%減少

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ゆうちょ銀行(7182)の第1四半期純利益は14.3%減、対通期での進捗率は22.6%

ゆうちょ銀行(7182)は12日引け後、17年3月期第1四半期の非連結決算を発表した。経常収益は前年同期比4.7%減の4599億6700万円、純利益は同14.3%減の678億8400万円となった。据え置かれた通期の純利益は3000億円(前期比7.7%減)の見通しで進捗率は22.6%。会社側は、ほぼ計画どおりの進捗率としている。

業務粗利益は、前年同期比255億円減少の3536億円で、このうち資金利益は、国債利息の減少を主因に、前年同期比473億円の減少となり、役務取引等利益は前年同期比20億円の減少となった。ただ、その他業務利益は、外国為替売買損益の増加等により、前年同期比238億円の増加となった。経費は、前年同期比2億円減少の2672億円だった。

マイナス金利付き量的・質的金融緩和のもとで、金利が一段と低下する厳しい経営環境下、業務純益は前年同期比252億円減少の864億円となった。このほか、臨時損益は金銭の信託運用損益の増加等により、前年同期比43億円増加し、経常利益は前年同期比18.3%減の929億7500万円となった。

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