公開価格の1.5倍でベンチャーキャピタル保有株がロックアップ解除
東証マザーズ市場にJMC(5704)が11月29日に新規上場する、セカンダリー投資はやや参加可能かもしれない。JMC初値予想は公開価格を1.5倍~2倍程度上回りそうなムード。
3Dプリンター、砂型鋳造による試作品を手掛けるJMCは公開価格960円、仮条件920円~960円の上限で決まり、個人投資家の資金としては手頃感がある銘柄。
公開規模はエルテス(3967)が4億4000万円、スタジオアタオ(3550)が22億円、JMC(5704)が11億円なので中規模サイズ、初値予想はエルテスが高騰とみられているために、セカンダリー投資は他の銘柄に目を向けられよう。
JMCセカンダリー投資の注意点は、上場前からの株主にVC(ベンチャーキャピタル)が40万株、発行済み株数の約16%を保有している分が、公開価格1.5倍の1440円がロックアップ解除になるため、1440円~1500円を超える水準はセカンダリー投資に参加しない方が無難とみられる。
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