一六堂(ICHIROKUDO)ストップ高買い気配、9カ月営業利益が2.35倍

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一六堂は八吉、のど黒屋など居酒屋を運営

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都内中心に居酒屋を展開する一六堂(3366)が買い気配。29日引け後、17年2月期9カ月(2016年3~11月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比4.1%減の67億3200万円となったものの、営業利益は同2.35倍の2億1200万円となり好感されている。

来期以降の業績向上を見据え新規出店は行わず、前期より取り組んでいる、収益の基盤である既存店の収益力強化に注力した。不振が続いていた「もつ鍋 黒き」業態を中心に、6店舗の業態変更を実施したほか、同社グループの中でも優良立地にある店舗に経営資源を集中させるため、今後大幅な業績向上が見込めない10店舗を閉店した。その結果、第3四半期末時点の店舗数は69店舗となった。

据え置かれた通期の連結営業利益は4億8400万円(前期比46.6%増)の見通しで、進捗率は43.8%となっている。それでも、きょうは大幅な増益を好感した買いを集めている。

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