HIS(9603)が急反落、5~7月期営業益は市場の期待値下回る
写真:HISが運営する長崎ハウステンボス ホテル日航ハウステンボス
エイチアイエス(9603)が急反落。売り気配スタートし、前週末比123円(4.4%)安の2690円まで売られている。26日引け後、2016年10月期9カ月(2015年11月~2016年7月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比2.9%減の3712億2400万円、営業利益は同33.1%減の78億8500万円、最終損益は11億3200万円の赤字(前年同期は67億4000万円の黒字)となった。
なかで、5~7月期では営業損益が6億4000万円の赤字となり、収支均衡レベルとみられていた市場の期待値を下回り、失望売りが出ている。ホテル事業で、ウォーターマークホテル札幌ては、訪日客をはじめとした団体予約が好調に推移したことに加え、グアムリーフ&オリーブスパリゾート(グアム)では、韓国・台湾からの集客強化が奏功したほか、各ホテルで顧客満足や収益性向上に努めた結果、売上高、営業利益とも最高となったものの、旅行事業、ハウステンボスグループなどが減収減益となった。
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