ソレキアＴＯＢ価格引き上げフリージアマクロス佐々木ベジ氏

ソレキアＴＯＢ価格引き上げ１月３７００円

ジャスダック上場のソレキアＴＯＢを巡ってフリージア・マクロス会長の佐々木ベジ氏が富士通が提示したＴＯＢ価格を上回る買付価格を提示した。ＴＯＢ合戦が過熱する可能性で注目される。

佐々木ベジ氏はソレキアＴＯＢ（株式公開買付）を１株２８００円でソレキア株式を最大で３６万４７００株（所有割合４２．０１％）を取得することを目的とする公開買付届出書を２月３日に提出した。

ソレキアは佐々木氏による買収に賛同せず取引の付き合いが長い富士通へホワイトナイト役を依頼。富士通は佐々木ベジ氏のＴＯＢ価格を上回る１株３５００円でソレキア買収後に完全子会社化して上場廃止にする計画だった。

富士通は佐々木ベジ氏に対抗するＴＯＢ価格を提示したが、３月２１日に佐々木ベジ氏はＴＯＢ価格を２８００円から３７００円に引き上げると公表した。富士通に対抗するＴＯＢ価格を提示したことで、ソレキアを巡る買収合戦が過熱する。