ティビィシィ・スキヤツト初値予想、2016年最後の注目IPO銘柄

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ティビィシィ・スキヤツト初値予想

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12月27日、ジャスダック市場にティビィシィ・スキヤツト(3974)が新規上場する。美容サロン向けのICT事業、介護サービス事業を手掛ける。2016年、今年最後のIPOだけに投資家の関心が高い。

ティビィシィ・スキヤツト初値予想は公開価格の2.3倍、3220円近辺を予想。IPO関係者によるとブックビルディングの積み上がりは順調、今年最後のIPO銘柄として資金が向かう可能性大という。




TBCSCATの主な事業内容

・ティビィシィ・スキヤツトは美容サロン向けITソリューション
・中小企業向けビジネスサポート
・介護付有料老人ホームの企画・運営

ティビィシィ・スキヤツト初値予想

美容サロン向けのITソリューションは顧客管理システム「サクラ」をはじめ、携帯メールと活用して「メールマイスター」、「予約マイスター」がサロンのPOSシステムと連動することにより来店促進効果を高める。

中小企業向けビジネスサポートは「アカウンティングサービス」で、財務関連、経理代行、事務代行、決算代行、給与計算代行など様々なニーズに応えるサービスを行っている。

介護付有料老人ホーム事業は、子会社TBCシルバーサービス株式会社が、介護付有料老人ホームを3か所運営。みずき佐野(栃木県佐野市)、みずき館林(群馬県館林市)、あすか小諸(長野県小諸市)

需給面は良好、初値2000円台であればセカンダリー参加

公募14万株、売出し8万株、オーバーアロットメント3万株、公開価格は仮条件1300円~1400円の上限で決定、主幹事証券はSMBCフレンド証券、公開規模は3億6400万円と小型IPO案件で、「隠れたクラウド関連銘柄」として投資家の関心が高い。

19日のIPO船場は以上のことから盛り上がりに欠ける展開と予想、むしろ今後の新規上場を控えている、セグエグループ(3968)、イノベーション(3970)、ティビィシィ・スキャット(3974)に積極的投資が注目されそうだ。(12/18記事)

過去記事で触れたように、12月のIPO投資にセグエグループ、イノベーション、ティビィシィ・スキャットが投資妙味が大きく、東証二部へ新規上場した船場は非積極的のスタンスだった。想定通りにセグエグループ、イノベーションは上場初日に初値が付かずに買い気配のまま終了。IPO申し込み当選者の特権ともいえる初値売りだけで簡単に儲けられた格好となった。

年末で外国人投資家がクリスマス休暇で不在、初値が髙すぎなければ(イメージ的には2000円台)セカンダリー投資に参加する気構えでいよう。小型・品薄株、年内最後のIPOということで狙ってくる投資家が多いと予想される。

参考シャノン初値予想、年初のIPOは好パフォーマンス傾向で投資妙味大
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