日経平均日足ローソク足、酒田五法と一目均衡表
師走相場初日は日経平均株価が18746円まで上昇して年初来高値を更新、12月2日は窓を開けて下落するパターンとなった。テクニカル分析専門家は、ここで上昇幅の節目を達成して一旦は株価調整に入るとみているようだ。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券がリリースしたレポートでは、「現在の日経平均株価水準は過去の累積売買代金が少ない価格帯を通過中であり、2015年からの下落に対する61.8%戻り(18627円)を上回り、この日のローソク足は当面のピークを示唆する「流星」となっている。一旦は上昇一服、年末に向けては18951円を更新する可能性が強い」と解説している。
同証券では18746円を突破すると上昇モメンタムが再び強まって、日経平均株価2万円は早ければ年末から年明けに達成、もしくは今後数か月で想定しているようだ。
また別の国内大手証券では、トランプ氏当選時の急落から倍返しの値幅に達し、12月1日の日足ローソク足は長い上ヒゲを作り、今朝は窓を開けて下落。「捨て子線は大暴落の兆し(酒田五法)」に近い悪いチャートパターンと指摘。
短期的には良くない日足チャートだが来週の押し目は買いの好機、日経平均は中期で2万円を目指す展開を予想していると解説している。
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[…] 日経平均株価予想は一旦調整するも年末に向け19000円近辺へ上昇 […]