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ドル下落トレンドの始まりと兆候、外資系投資銀行がドル安4つの理由

トランプ保護主義はドル高けん制発言を警戒

米ドル下落トレンドの可能性

USD/JPYチャート引用:Investing.com

外国為替市場では12月につけた1ドル=118円台からドル高・円安が一服したが、2017年1月3日に1ドル=118円60銭台まで再びドル上昇となった。ところが5日には一時116円台までドル下落、JPYが一番強い通貨となっている。

JPモルガンは「予想と異なるルートながら、USD下落トレンドの始まりか?」というレポートを、臨時リリースしていることが市場関係者の間で話題となった。一般的にはドル下落の懸念材料として「トランプ氏がドル高をけん制発言がいつでるか?」、ということが注目されているが、JPモルガンでは別の視点で原因を分析している。

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外資系投資銀行がドル安4つの理由

レポートによると、2017年大発会で日経平均株価が12月の高値を更新するなど、世界的に株価上昇が広がっている。世界景気が上向くことにより、ドル高が米国製造業に与えるネガティブ要因は相殺されて、それ以上にリスクオンによるUSドル安が始まりそうな気配と1つめの理由を指摘している。

2つめの理由は、本邦投資家や企業が既に巨額なJPYショートポジション(円売り)を持っており、短期筋は大量なUSドルロングポジション(ドル買い)を持っている。日本円の実質実効レートは過去15年間の平均値から12%安にある反面、USドルはかなりの過大評価となっている。ポジション解消するタイミングには「過大評価のUSドルが売られ、過小評価のショートポジションJPYよりも大きくなる可能性」を指摘。

3つめの理由はUSD/CNHの下落、これは結構な面白い内容だ。中国人民元に対して米ドルは他通貨よりもいちはやく反応を示してた。1月4日のUSD/CNHチャートを見れば1日で1.2%下落している、1日の下落率としては2016年1月11日以来の下落幅で前回の例では「人民元に対してドル下落の2週間後に、日本円に対してドルが下落開始している」ということ。

4つめの理由は米国実質金利が低下しているということ、11月の米国大統領選挙以来、約1か月間は米国金利上昇が続いたが12月から金利上昇の勢いが止まっていることを指摘している。

これは筆者の意見だが、シカゴ筋では米10年国債の売りポジションが20万枚を超えると、過去の例から金利低下するために米ドル上昇が一服するとの注視してた。その場合のドル下値目途は1ドル=115円台程度と思ったが、いまの雰囲気だとオーバーシュートしそうな感じがする。

再びレポートの内容に戻るが、最後のまとめとしてトランプ新政権が始まっていないので影響は為替相場にどのような影響を与えるか見極めるには2週間以上待たなければならないこと、USドル下落トレンド入りする可能性が出てきたこと、主要通貨に比べJPYとUSDは弱くなるが、JPYはUSDよりは強い可能性、トランプ保護主義ではなくリスクオンでドル安の可能性という点に注目されたし。

人民元に対してドル急落

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