株式投資の基本は成長企業・好業績企業の株を買う
株式市場が不安定な時ほど「投資の基本」に戻って、銘柄選択には気を付けたいタイミング。ロケットスタート上昇となった2018年1月は日経平均株価が26年ぶりに2万4000円台を回復、バブル経済以降の高値をアベノミクス相場が実現したばかりだったのに、相場は一転して米中貿易摩擦、森友学園問題、安倍内閣支持率低下、円高、外国人投資家による日本株売りなどネガティブ要因に過剰反応している。
今週末から来週にかけて米国では、雇用統計、消費者物価指数、FOMC議事録の発表が世界中の投資家に注目されている。内容次第では、米国金利上昇を嫌って再び株安となる可能性もあり、さらにはトランプ大統領のツイッター口撃が外交問題や特定企業を名指しで攻める予想のつかない不安要素もある。
こうした地合い(相場環境)では、円高に強い銘柄、好業績銘柄、ディフェンシブ銘柄、内需関連銘柄への資金逃避が行われるケースがよくある。株価は業績を反映しており、投資家が成長企業の株を買って投資する、将来リターンを求めるのがセオリーです。積極的に行くのも、休むも相場なり、週末は銘柄研究の参考資料として「6期以上、連続で経常利益が増益・成長している銘柄リスト」を参考にされたい。
6期以上連続経常増益企業リスト
銘柄 | 連続記録(期) | 予想増益率 | |
2017年度 | 2018年度 | ||
ニトリHD(9843) | 31 | 8.30% | 10.90% |
ヤオコー(8279) | 28 | 16.60% | 6.40% |
ツルハHD(3391) | 25 | 8.10% | 13.10% |
スタートトゥデイ(3092) | 14 | 23.40% | 19.80% |
テンポスHD(2751) | 8 | 14.30% | – |
丸井グループ(8252) | 8 | 15.00% | 14.00% |
くらコーポレーション(2695) | 6 | 7.00% | 5.10% |
MonotaRO(3064) | 6 | 24.60% | 22.50% |
良品計画(7453) | 6 | 14.90% | 14.40% |
ポーラ・オルビスHD(4927) | 9 | 44.70% | 7.50% |
花王(4452) | 8 | 11.40% | 8.00% |
ミルボン(4919) | 8 | 5.60% | 8.40% |
タカラバイオ(4974) | 8 | 9.60% | 25.70% |
ピジョン(7956) | 7 | 22.30% | 12.20% |
PALTAC(8283) | 6 | 14.40% | 7.50% |
スターツ(8850) | 9 | 4.80% | 9.10% |
大和ハウス(1925) | 8 | 9.60% | 4.30% |
リログループ(8876) | 8 | 17.30% | 18.20% |
プレサンスコーポレーション(3254) | 7 | 28.10% | 13.20% |
共立メンテナンス(9616) | 7 | 9.10% | 16.70% |
東祥(8920) | 6 | 10.00% | 16.60% |
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