中小型成長株への投資格付けは「強気」
日経平均株価2万円にあと1円というところでトランプ辞任リスクで株価急落、ドル急落となった。しかし市場関係者のプロは日本株見通しに悲観的になる必要はないとの意見で一致。日経ジャスダック平均は5月19日に3095.82円まで上昇して年初来高値を更新している、このことから大型株よりも中小型株への投資の方が有利との見方が言える。
SMBC日興証券がリリースした中小型成長株月報(2017年5月)では「トロフィーストック探しが始まる」としてトップピック銘柄はクルーズ(2138)とジンズ(3046)を推奨している。
市況概況では3月から4月半ばまでの調整局面から再び強い上昇基調が鮮明になった。この間、米国がシリア攻撃、北朝鮮における地政学的リスクが高まったことで利益確定売りが出たが、決算発表で2017年度の業績見通しと日本経済の景況感改善の兆しが今後も中小型株市場の上昇持続との考えを示している。
同証券の中小型成長株チームは8銘柄をカバレッジ(調査対象)しており、トップピックはクルーズ、ジンズの2銘柄。国内景気改善から内需割安銘柄に資金が向かう可能性を予想、トロフィーストックへの集中投資が始まると解説している。
中小型成長株の業種格付けは「強気」、カバレッジ8銘柄はクルーズ(2138)、ジンズ(3046)、ユーグレナ(2931)、アイスタイル(3660)、エニグモ(3665)、GMOペイメントゲートウェイ(3769)、ユーザベース(3966)、イトクロ(6049)である。
中小型成長株8銘柄リスト
コード | 銘柄 | 株価(5/16) | 投資評価 | 目標株価 | 他証券レーティング |
2138 | クルーズ | 3,000 | 1 | 4,000 | タワー投資顧問 |
2931 | ユーグレナ | 1,164 | 2 | 1,270 | ウェル・インベストメンツ |
3046 | ジンズ | 6,380 | 1 | 7,170 | ドイツ証券 |
3660 | アイスタイル | 1,078 | 2 | 1,110 | SMBC日興 |
3665 | エニグモ | 2,318 | 1 | 2,250 | 岩井コスモ証券 |
3769 | GMOペイメント | 6,230 | 1 | 6,730 | ゴールドマンサックス |
3966 | ユーザベース | 4,775 | 1 | 5,400 | 大量保有報告書 |
6049 | イトクロ | 3,660 | 2 | 3,700 | SMBC日興 |
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