成長株投資は株式投資の基本
成長株投資、国内証券が注目する中小型成長株9銘柄リストが話題
日経ジャスダック平均が2月10日~3月10日まで21日連続で上昇した、中小型株物色が活況で日経ジャスダック平均21日続伸するのは13年ぶり、3000円の節目を回復したのも1991年7月以来、約25年8か月ぶりで大きな話題となった。
預金金利が低い事や昨今の株高を理由に、個人投資家が中長期投資を目的とした成長株投資に関心が高まっている。ジャスダック、マザーズ市場に上場している企業は割安株、高配当利回り、株主優待制度などの観点から投資妙味が大きい。
かつてのヤフー、ソフトバンクのような成長株へ投資することで投資資金が何倍にも儲かる可能性を秘めている。日経ジャスダック平均が25年ぶりの3000円に上昇したことは大きな変化であり、大きな変化が一度発生すると簡単には終わらず継続するという見方ができる。
SMBC日興証券の中小型成長株チームが3月7日付けでケネディクスを新規「1」、目標株価730円でレーティング付与した。時価434円のケネディクスの目標株価が730円と上昇余地が大きいことで株式市場関係者の間で話題となった。
トップピック銘柄は「クルーズ」
SMBC日興証券では「2017年度入りを控え、中長期視点で成長が見込まれる銘柄に注目。トップピックはクルーズ(2138)、ジェイアイエヌ(3046)」とレポートで紹介している。中小型成長株チームのレーティング「1」~「2」で9銘柄をカバッレジしている。
・クルーズ
低価格の若年女性向け衣料品アパレルECサイト「SHOP LIST.com」急成長。商品サイズ変更、配送日数短縮、最近では中国へ越境ECとして進出。スマホゲーム事業は大幅に縮小。タワー投資顧問が投資組入れ銘柄にしていることが5%ルール大量保有報告書で判明。
参考5%ルール大量保有報告書 クルーズ(2138)-タワー投資顧問
・ジャイアイエヌ
低価格メガネ「JINS(ジンズ)」を展開、かつては2万円~3万円という価格帯のメガネが一般的だったがメガネ業界の常識を打ち破り4900円~という低価格でスタート、メガネを「アイウェア」と称しして広がっている。米国、中国にも店舗展開している。
・ケネディクス
1995年に設立された不動産証券化分野のリーディングプレイヤーの1社。SMBC日興証券では、J-REITや私募不動産ファンドからのフィー収入(受託資産残高=AUM)の成長、業績・財務の安定、効率的な経営資源配分への姿勢を評価して、投資評価「1」、目標株価730円で新規カバレッジ。
成長株リスト(SMBC日興証券)
中小株成長株リスト | SMBC格付け | 目標株価 | 他社 | |
2138 | クルーズ | 1 | 3,400 | 野村證券 |
2337 | いちご | 2 | 450 | ドイツ証券 |
2391 | ユーグレナ | 2 | 1,270 | 空売りファンド |
3046 | ジェイアイエヌ | 1 | 7,300 | いちよし |
3660 | アイスタイル | 1 | 940 | 大和証券 |
3665 | エニグモ | 1 | 2,250 | 岩井コスモ |
3769 | GMOペイメントゲートウェイ | 1 | 6,730 | 丸三証券 |
4321 | ケネディクス | 1 | 730 | 三菱UFJ |
8848 | レオパレス21 | 2 | 640 | みずほ証券 |
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