WASHハウス初値予想は公開価格水準か公開価格を割り込む
11月のIPOスケジュールで22日に東証マザーズ市場へ新規上場するWASHハウス(6537)の仮条件が2090円~2300円に決定した。18日にはフィル・カンパニー(3267)が上場を予定している。
WASHハウスは宮崎県を地盤としてコインランドリーを展開。長崎県、沖縄県を除く九州5県で約35%の利用率を占める。同社の強みは、「IoT活用の遠隔集中管理システム」で、無人店舗でも有人店舗のようなサービスを提供するために、ビジネスモデルの特許を取得している。
- 店舗監視システム
- 集金防犯システム
- 売上管理システム
- 機械の遠隔操作
全店にライブカメラを設置してコイン詰まりなどトラブルには、遠隔操作で迅速に対応。蓄積したデータから、時間帯による来客、集金防犯対策にも役立てている。
7月には東京都心に2店舗を出店、経営計画では現在29500件のコインランドリーがあるアメリカへ海外進出を計画。既に韓国と中国では「監視カメラ付き遠隔操作コインランドリー管理システム」の特許を取得済み。
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上場予定日 | コード | 企業名 | 市場 | 仮条件 | 幹事証券 | 公募 | 売り出し |
11月22日 | 6537 | WASHハウス | マザーズ・福証Qボード | 2090-2300 | 野村 | 62万 | 49万2500 |
11月18日 | 3267 | フィル・カンパニー | マザーズ | 1190-1310 | SBI | 20万 | 10万 |
WASHハウスの初値予想は公開価格水準か、もしくは公開価格を下回る可能性を予想。幹事証券が野村證券で東証マザーズと福証Qボードの2市場に上場。公募62万株、売り出し49万2500株はサイズが大きい。また地方のコインランドリーという業種も個人投資家に人気がつくか疑問を感じるところ。
むしろフィル・カンパニー初値予想はSBI証券が幹事で公募20万株、売り出し10万株とサイズが小さいことから、需給ひっ迫、品薄銘柄で公開価格を大きく上回る初値形成が予想される。フィル・カンパニー初値予想は公開価格の2倍~2.5倍という高い初値スタートとなりそうだ。
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