売買再開タカタ株急落、子会社破産報道を「当社が発表しものでない」

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タカタ(7312)の売買は午前9時56分から再開、「当社が発表しものではない」とコメント

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タカタ(7312)はきょう午前9時40分に、「米国子会社であるTK HOLDINGS INC.に関して、米国連邦破産法第11条の適用申請を検討している旨、及び、当社に関して国内において私的整理を検討している旨の一部報道がございますが、これは当社が発表したものではございません」とのコメントを発表した。

発表ではまた、「10月11日以降に新たに決定した事実」はないともしている。発表を受け、東京証券取引所はタカタの売買について、午前9時56分から再開すると発表した。

売買再開のタカタ(7312)が大幅安、子会社の破産報道否定もダイセル(4202)の急落影響か

タカタ(7312)が午前9時56分に売買再開。ウリ気配スタートし一時、前日比20円(5.8%)安の323円まで売られている。きょう午前9時40分に、「米国子会社であるTK HOLDINGS INC.に関して、米国連邦破産法第11条の適用申請を検討している旨、及び、当社に関して国内において私的整理を検討している旨の一部報道がございますが、これは当社が発表したものではございません」とのコメントを発表した。

会社側が報道を全面否定するコメントを発表したものの、きょうは円高基調を嫌気するなどして自動車関連株が軒並み安となっている。このほか、きょうはタカタのリコール問題に絡み、エアバックの代替供給をしているダイセル(4202)が急落し、個別銘柄では東証1部の値上がり率ランキングでトップになっていることも影響している可能性がある。

ダイセルは2日引け後に、17年3月期の連結業績予想を下方修正。営業利益は610億円から565億円(前期比12.2%減)へ引き下げられ、失望売りが出ている。

タカタ売買停止、「子会社の破産に関する報道の真偽等の確認のため」
東証がタカタの売買一時停止、米国子会社が米連邦破産法11条 東京証券取引所はタカタ(7312)の売買について、午前8時20分から停止すると発表した。「子会社の破産に関する報道の真偽等の確認のため」としている。 タカタについては4日付の日本経...

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