楽楽精算のラクス3月11日付けでマザーズから東証一部へ市場変更を発表

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ラクス株価大幅高、マザーズ市場売買代金ランキング4位

ラクス株価

2月22日の東証マザーズ市場値上がり率ランキング4位にラクス(3923)が入った。同社は3月11日付けでマザーズから東証一部へ市場変更を発表したことが株価上昇の材料になっている。

ラクス株価は189円高の1839円、マザーズ市場売買代金上位ランキング3位となり買われている。

東証一部上場と同時に流動性を高める目的で620万7800株の株式売出しを行う、オーバーアロットメントによる売出しは93万1100株、株式市場では東証一部市場変更に伴いパッシブファンド運用からの買い需要が期待されている。

岩井コスモ証券がラクス株価1900円へ目標引き下げ

クラウド経費精算システム「楽楽精算」サービスを展開するラクス(3923)の投資判断を「A」→「B+」へ引き下げた。

クラウド経費精算システムの中長期的成長力は大きいとアナリストは見方に変更が無いとしながらも、将来成長の為に先行投資強化することで2022年3月期の利益成長が弱まると分析している。

岩井コスモ証券アナリストはラクスレーティング引き下げ、目標株価を2800円→1900円へ引き下げた。

ラクスアナリストレポート

公式サイト 岩井コスモ証券「ネット取引」

テレワークで企業のDX化が進む

2020年春の緊急事態宣言以降、企業のDX化(デジタルトランスフォーメーション)普及が加速した。クラウドサービスによる会計システム導入、経費精算システム「楽楽精算」導入数に勢いが増した。

ラクス第三四半期累計の売上高は前年同期比31%増の110億円、営業利益は3倍の28億円で、2021年3月期は大幅増益が予想されている。

楽楽精算の特徴

楽楽精算

7000社が導入、国内累計導入社数No.1の経費精算システム。国内で最も選ばれているクラウド型経費精算システムで、100万人が利用している。

アナリストレポートによると、楽楽精算の顧客ターゲット層は日本国内の中小企業約400万社のうち、従業員数が50名から1000名である10万社である。

2019年末の導入社数は5560社であることから、楽楽精算を成長ドライバーとするラクスの中期的な成長余地は大きいと解説している。

公式サイト 楽楽精算 資料ダウンロード

経費精算システム・クラウドサービス

楽楽精算(株式会社ラクス)
SmartGo Staple(NTTコミュニケーションズ株式会社)
Concur Expense(株式会社コンカー)
Spendia(TIS株式会社)
WiMS/SaaS経費精算システム(株式会社ソリューション・アンド・テクノロジー)
レシートポスト(株式会社BEARTAIL)
TeamSpirit 経費精算(株式会社チームスピリット)
jinjer経費(株式会社ネオキャリア)
ジョブカン経費精算(株式会社Donuts)
MAJOR FLOW Z KEIHI(パナソニック ネットソリューションズ株式会社)
MoneyForwardクラウド経費(株式会社マネーフォワード)
eKeihi(イージーソフト株式会社)
rakumoケイヒ(rakumo 株式会社)
ハイ!経費(株式会社オフィス24)

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