SMBC日興ストラテジーマンスリー2021年見通しとターゲットリスト

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SMBC日興証券2021年見通しと投資戦略

SMBCストラテジーマンスリー2021年新年号

バブル後の高値、日経平均株価は31年振りの株価水準へ回復、2万8000円台乗せとなって株式市場は盛り上がっている。米国金利低下が余剰資金が株式市場へ回り過剰流動性相場を作り上げている。

証券業界大手SMBC日興証券は、2021年の日経平均株価2万9000円が高値、TOPIX1950ポイントが高値と予想するとストラテジー・マンスリー新年号レポートで紹介している。

新型コロナウイルスワクチンが開発、普及された場合に行動制約が解除されて落ち込んだ景気が強く回復する素地があると注目しているようだ。



2021年のターゲットリスト

SMBC日興証券が作成した「2021年のターゲットリスト」は、バリュエーションが過度に高くない銘柄(割高で無い銘柄)から成長確度が高く、脱炭素による事業機会獲得のポテンシャルが高く、収益構造の変化が始まった銘柄、値上げのシナリオが見えてきた安定成長領域を持つ銘柄を選定したと説明している。

SMBC日興ストラテジーマンスリー新年号 2021年のターゲットリスト
証券コード 企業名 株価 目標株価 業種セクター
3407 旭化成 1031.5 1350 化学繊維
4568 第一三共 3349 3500 医薬品
4901 富士フイルムHD 5666 6500 精密機器
4922 コーセー 17630 17200 トイレタリー化粧品
5713 住友金属鉱山 4292 4800 非鉄電線
6301 コマツ 2775 3000 機会造船プラント
6504 富士電機 3635 4500 産業用エレクトロニクス
6967 新光電気工業 2306 2800 電子部品
7220 武蔵精密工業 1640 1800 自動車部品
7532 パン・パシフィック・インターナショナルHD 2381 3000 小売

旭化成

Veloxisの免疫抑制剤Enavarsus XRは2021年3月期上期に6000万ドルの売上を記録、Covid-19感染拡大で腎臓移植手術件数が減少しているが前年同期比49%増という大幅増収。

今後も高成長が続く可能性が高い企業として2021年の注目銘柄に挙げられている。同社は温室効果ガス排出量が395万トンで、総合化学大手メーカーの中で最も少なく、脱炭素、環境関連企業としてもポジティブ。

第一三共

ADC(抗体薬物複合体)製造が出来るメインプレイヤーは世界に5社、日本企業では第一三共が技術を有しており希少な1社。アストラゼネカと共同開発しているADCの臨床試験結果が開示される予定で、がん治療の標準療法となるポテンシャルを持つADC(抗体薬物複合体)と考えられているという。

DS-1062(非小細胞肺がん 2L~)、フェーズ1試験結果は20201年1月の世界肺がん学会で、Enhertu(HER2 陽性乳がん 2L)フェーズ3試験結果は2021年4~9月頃、Enhertu(HER2 低発現乳がん 3L)フェーズ3試験結果は2021年10月~2022年3月とアナリスト予想を出している。

富士フイルムホールディングス

ヘルスケア、精密機器で同社に注目。2020年7月~9月期のヘルスケア事業の営業利益は前期比2.4倍に、全体営業利益もアナリスト予想を上回る好調な業績。

SMBC日興証券アナリストは、バイオCDMO事業の成長に注目しており、ヘルスケア部門が富士フイルム業績を牽引するとみていると説明。

コーセー

新型コロナウイルス感染拡大、世界的なパンデミックにより海外旅行客が一気に落ち込んだインバウンド需要関連銘柄は2020年3月~2021年3月期に業績が落ち込んだ。

コーセーはインバウンド依存から国内消費喚起に向け、スキンケアブランド「雪肌精」を大幅リニューアル。「デコルテ」、「アルビオン」も売上回復基調。在庫管理の徹底、コスト構造改革に着手。アナリスト予想では2021年12月期~2024年12月期の年平均成長率+12.6%と高成長を見込んでいる。

住友金属鉱山

銅・ニッケルなど非鉄金属の大手、銅は再生エネルギーに欠かせない素材で、EV車(電気自動車)に大量に使用される。

ニッケルはEV車(電気自動車)のLib電池の正極剤として需要が伸びることが期待されており、設備投資拡大で銅、ニッケル市況は高くならないと設備投資誘発されないだろうと解説。

コマツ(小松製作所)

2021年はバリュー銘柄に投資妙味があると判断しており、その中でコマツを注目銘柄と紹介している。燃料炭価格が上昇してインドネシア、北米、CISで鉱山機械事業の売上高が2022年度に増収に転じると予想。

米国低金利政策の影響で、一般住宅建設需要回復、公共投資の景気刺激策はコマツにとってポジティブ要因。世界大手キャタピラー株価に出遅れを感じるがファンダメンタルズ方向性に大きな変化はないと解説。

富士電機

食品流通業界は悪材料出尽くしとなりつつ不安材料が後退していき、パワー半導体の製品修理費は続報待ち、証券アナリストは想定以上に構造的な成長を取り込んでいる点に注目。

EV車向けのパワー半導体受注が高成長、中国などが環境対応を早めればxEV(電動車)生産計画が引き上げられ富士電機売上・業績見通しが上振れる可能性がある。

xEV世界市場、2030年には7倍の4792万台を予測
https://response.jp/article/2020/08/17/337532.html

新光電気工業

MPUメーカーのインテル、AMDとも2022年に次世代パッケージへ移行が更に進み、サーバー向けMPUチップレット技術採用がFCパッケージの付加価値を引き上げ新光電気工業の業績に貢献すると予想。

短期的にインターネットトラフィック拡大に沿うようハイパースケーラーの投資再開、中長期的にはMPUメーカーが次世代チップ投入時期のっ買う低、パッケージロードマップの明確化がカタリストになるだろうと解説。

武蔵精密工業

ホンダ系の自動車部品メーカーだが、ホンダ系列以外のメーカーから受注が増加している。電動車向けギヤ分野で武蔵精密工業の存在感が大きく、業績成長のけん引役となりそう。

自動車の電動化が進むにつれ、同社は恩恵を享受、飛躍的な業績成長が期待される銘柄として注目できると紹介されている。

パン・パシフィック・インターナショナルHD

ドン・キホーテの運営会社、連結子会社にユニー株式会社、長崎屋株式会社などがある。中長期でドン・キホーテ、ユニー、アジア圏内での成長期待あり。

コロナ渦で都心店舗が苦戦しているが、経済活動の回復時、訪日外国人客が再開した際にインバウンド需要回復が期待される。

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