ANAがピーチ航空を子会社化、7時から記者会見、追加株式取得304億円

ＬＣＣピーチ航空をＡＮＡが子会社化

ＡＮＡがピーチ航空を子会社化、７時から記者会見、追加株式取得３０４億円

ＡＮＡホールディングス（全日空）がＬＣＣピーチ航空（運営会社名：ピーチ・アビエーション）の株式を３０４億円で取得して子会社化すると発表。２月２４日、午後７時からＡＮＡの片野社長、ピーチの井上社長が記者会見で正式に発表する。

日本経済新聞（２月２４日付け朝刊）で「ＡＮＡ、ピーチを子会社化　1000億円で株買い増し」と報じられた。ＡＮＡ株価は前日の終値を挟んだ狭いレンジでの取引となり３０銭高の３３８円１０銭で取引を終えた。

夕方になりＡＮＡが開示したリリースでは、取締役会で持分法適用会社「Peach Aviation 」の株式を産業革新機構とFirst Eastern Aviation Holdings Limitedより追加取得して、保有株比率を３８．６７％から６７％まで引き上げ子会社化する。所得費用は約３０４億円で株式取得が４月以降になるため今期の業績には織り込んでいないという。

ピーチは２０１２年にＬＣＣ（ロー・コスト・キャリア）格安航空として就航、ＬＣＣとしては国内初の営業利益黒字化を達成した。関西国際空港をメインに国内線、国際線を合計で２７路線運航、運用飛行機は１８機で３年後には４０機ほどまで増やす計画。

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