高額解約料の請求SNS炎上、PCデポ株価が暴落した訳
インターネットのサイトに「高額解約料を請求された」をきっかけにネット上で、ツイッターで炎上する騒ぎがあった8月からピーシーデポコーポレーション株価が急落。あれから約3か月経過したいま新たな動きがあった。
11月7日提出された5%ルール大量保有報告書によると、ブラックロック・ジャパンがPCデポ株式を317万7820株、発行済み株数の6.04%を新規に大量取得したことが判明した。ブラックロックは運用資産が世界トップ級の超巨大ファンドで、お客から預かり資産を株・債権などで運用して利益追求するのが目的だ。
3か月前にSNS炎上という社会問題となったPCデポ株を、ブラックロックが買うのは意外だった。急落前の株価は1200円台~1300円台してたが、一気に暴落して安値は473円まで売り込まれた銘柄だ。
こうした「高額解約料SNS炎上」という社会問題が発生してから、第8位の大株主ケーズHD(8282)が保有株を全株売却処分したことが後に判明、フィデリティ投信、みずほ投信投資顧問、インベスコ・アセット・マネジメント、SBIアセットマネジメントなども保有株比率を減少させたり全株処分売りしてた流れがあるだけに、ブラックロックによるPCデポ株買いは、底値サインなのだろうかと市場関係者の間で話題となった。
5%ルール大量保有報告書 ピーシーデポコーポレーション(7618)-ブラックロック・ジャパン
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