日本板硝子が急落、増資による希薄化を嫌気
日本板硝子(5202)が売り気配から始まり大幅安、前日比75円安の857円で寄り付きその後も829円まで急落する場面があった。2月2日付け日経速報ニュースで「日本板硝子、400億円増資、銀行系2ファンドが引き受け」と報じられたことが伝わっている。
報道によると日本板硝子はジャパン・インダストリアル・ソリューションズとUDSメザニンファンドへ200億円ずつ割り当て増資をするという、ジャパン・インダストリアル・ソリューションズは日本政策投資銀行と三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)などが出資している、UDSメザニンファンドは三井住友フィナンシャルグループと日本政策投資銀行が出資している企業再生ファンド。
日本板硝子は英国ピルキントン社を2006年に6000億円で買収したが、低価格の中国企業との競合や、のれん代償却などで業績不振に陥っていた。今回大型増資を2企業再生ファンドに割当増資することで経営再建を目指すという。
日本板硝子は早くもリリースで「本日の一部報道について」として、優先株発行についての報道は当社が発表した物ではございません。本日の取締役会で溥儀される予定であり決定したら速やかに開示するとコメントを発表している。
参考本日の一部報道について
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