日経平均先物200円安の1万7240円、米大統領選が不透明で下落

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トランプ大統領はドル安・円高、日本株に影響

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きょうの東京株式市場は大幅下落スタートとなりそうだ、NY株式市場はダウ工業30種平均が4日続落で105ドル安の1万8037ドル、ナスダック総合指数は35.56ポイント安の5153.58ポイントとなった。

日経平均先物は200円安の1万7240円、クリントンEメール問題が再燃したことを懸念。トランプ候補の支持率が上昇したことで、投資家は大統領選挙の先行き不透明としてリスクオフモードで売りが優勢となった。為替は現在1ドル=104円5銭とドル売り・円高となったことが日本株にはネガティブ要因となろう。

多くの証券関係者が「クリントン大統領シナリオ」が崩れてきており、「まさかのトランプ大統領誕生」という先行きの見えない格好だ。マーケット関係者の間では「トランプ勝利=ドル安・円高シナリオ」が一般的で、トランプ勝利は日本株へ「円高・株安」という影響となりそう。

また米政府関係者が北朝鮮が24時間~72時間以内にミサイル発射との情報を得ているという報道があった。今回は中距離弾道ミサイル「ムスダン」を発射準備とのことで、日本株には地政学的リスクが浮上、円買い・ドル売りの材料視も株安要因となりそうだ。

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