ＮＥＣ営業利益67％減の300億円に
NEC(6701)は30日引け後、17年３月期の連結業績予想を下方修正した。売上収益は２兆8800億円から２兆6800億円（前期比5.1％減）へ、営業利益は1000億円から300億円（同67.2％減）へ、純利益は500億円から200億円（同73.7％減）へ引き下げられた。
売上収益は、日本航空電子工業(6807)の普通株式に対する公開買付けによる同社の連結子会社化により増加を見込むも、大型案件の期ずれや期待案件の失注などによるパブリック事業の売上減少、海外事業の伸び悩みなどによるテレコムキャリア事業の売上減少、ならびにハードウェアの減少によるシステムプラットフォーム事業の売上減少、その他の海外事業の売上減少などが響く。営業利益は、売上減少による損益悪化に加え、パブリック事業やその他の海外事業で採算性が悪化したことが重しとなった。
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