光村印刷が値上がり率トップ、レリーフ模様の意匠性付加する技術開発

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光村印刷、第1四半期純利益3.7倍、新開発案件も2本発表

光村印刷(7916)が4日ぶりに急反発。一時、前日比47円(23.6%)高の246円まで買われ、1月12日につけた年初来高値242円を更新している。東証1部の値上がり率ランキングでトップ。4日引け後、17年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。大幅増益を達成し、好感されている。

売上高42億4200万円(前年同期比1.5%増)、営業利益1億1200万円(同4.1倍)、純利益は8200万円(同3.7倍)となった。同時に、複写物上に隠し文字が現われる偽造防止印刷にて、小さい点の集合体である網点で構成された背景に、レリーフ模様の意匠性を付加する印刷技術を開発したと発表したほか、これまで微細加工が難しいとされていたカーボンナノチューブ(CNT)の透明導電膜を、量産に適したウェット方式にて微細パターン加工する技術を開発(特許取得済み)したとも発表しており、株価上昇を後押ししている。

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