三菱自動車が買い優勢スタート、ポジティブサプライズ決算
三菱自動車(7211)が2016年4月~12月期決算発表を行った、2017年3月期の営業損益が、従来予想276億円の赤字予想から一転して10億円の黒字転換する。
市場では燃費不正問題で日産自動車(7201)の資本を受け入れ、不祥事から信用回復と財務立て直しに再建中とみられていたが、早くも黒字化にはポジティブサプライズとの見方が強い。
売上高は前期比17%減少して1兆8900億円となるが、従来予想より500億円上回る。最終損益は2020億円の赤字と以前として巨額な赤字だ。急激な外国為替相場の変動で円安に振れたことで増益要因にも貢献しているが、同社は為替前提レートを1ドル100円から109円に修正した。
きょうはJPモルガン証券が三菱自動車のレーティングを「アンダーウェイト」から「ニュートラル」に格上げされたことが確認されている。
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