証券株は株式相場予想の先行指標
大手証券国内トップ野村證券の持株会社、野村ホールディングス株価上昇が鮮明になってきた。9月6日高値451円20銭まで値上がりして、約半年ぶりの高値水準。市場関係者は相場の方向性を示唆する証券株上昇に注目している。
2012年11月アベノミクス相場初期には、野村ホールディングス株価が6カ月間で3.5倍高となった経緯があり、英国EU離脱を国民の問う国民投票が行われた2016年6月「Brexit」の安値からも、約6カ月間で野村ホールディングス株価が2.3倍になった経緯がある。
それだけに証券関係者の間では、相場の先導役として同社株の値動きに注目する人が増えた。また以前とは業態も変化してきており、野村證券とLINE(3938)が共同設立したLINE証券が8月20日からサービス開始。大和証券がクレディセゾンと業務資本提携を発表するなど、証券業界に新たな潮流がみられることも材料となろう。
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