窪田製薬HDストップ高、バイオミメティック技術の独占的実施権取得

アキュセラ・インク窪田製薬ホールディングス Market News

窪田製薬(旧アキュセラインク)が米社とバイオミメティック技術の独占的実施権取得

アキュセラ・インク窪田製薬ホールディングス

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窪田製薬ホールディングス(4596)がマザーズ市場で買い気配。気配値を前日比100円ストップ高水準の1052円まで切り上げ、後場も取引が成立していない。14日引け後、完全子会社のアキュセラ・インク(アキュセラ)が、低分子化合物を用いた眼科治療薬の開発を手がける米EyeMedics社と、眼科治療薬の新規候補化合物を含むバイオミメティック技術において全世界における製造・開発・販売の独占的実施権取得に関するオプション契約を締結したと発表し、買い手掛かり材料視されている。

EyeMedics社の新薬候補化合物は、眼内の細小血管を損傷することなく病的な血管新生および血管漏出を抑制する働きにおいて、既存の抗VEGF療法と同等の効果が得られる可能性が初期段階のin vivo非臨床試験で示唆された。アキュセラは、この新薬候補化合物による新生血管を生じる逐次的反応における早期治療に加え、現在の標準的な治療薬として投与されている抗VEGF生物学的製剤よりも投与回数を削減し、より長期間にわたり治療効果を持続する可能性について検討していく方針。

同社は、今回の権利取得に伴い一時金を支払う予定となっているものの金額は軽微で、既に2016年12月期の業績予想に織り込み済みとしている。

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