キーエンスが1月20日を基準日に1対2の株式分割、株式売り出しも発表
キーエンス(6861)は5日引け後、2017年1月20日を基準日、翌21日を効力発生日として現在の1株を2株に分割すると発表した。同社は同時に150万の株式売り出しと、需給動向を勘案してオーバーアロットメントによる売出し22万5000株も実施する。
市場関係者によると、今回の発表はポジティブ材料とネガティブ材料が抱き合わせの格好だという、株式分割によって最低投資金額を引き下げ今まで買付金額が高額だったために買えなかった個人投資家が株主になって増える可能性がある。同社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を期待した買いと、株式売り出しによる需給悪化を嫌気した売りが交錯しそうだ。
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