JR九州、初値天井3100円から伸び悩みセカンダリー投資儲からず

Market News

JR九州(9142)が初値をつける、公開価格を19.2%上回る3100円

きょう東証1部に新規上場のJR九州(九州旅客鉄道)(9142)が午前9時36分に、公開価格2600円を19.2%上回る3100円で初値をつけた。その後は3120円まで買われた後、現在は3020円近辺で推移している。

売り出し1億6000万株を実施した。公開価格から試算した市場からの資金吸収額は4160億円で、2016年の新規株式公開(IPO)としては最大の案件となる。会社側がきょうの寄り付き前に発表した2017年3月期の連結営業利益は、前期比2.5倍の518億円の見通し。

一部の市場予想では、初値は公開価格を約23%上回る3200円との予想だったが、やや下回る初値形成となった。初値形成後は3120円まで高値があったが伸び悩み、3000円を割り込みそうなムードとなってきた。IPOセカンダリーで投資家が参加すると儲けることができない難しい相場となっている。

[adsense]


コメント

タイトルとURLをコピーしました