ヤマトHD株価急落、野村證券レーティング「ニュートラル」格下げ

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ヤマト引越ビジネス・大口客が他社へ流れ業績下方修正

宅急便クロネコヤマトのヤマトホールディングス(9064)が業績下方修正を発表、4月19日は朝から売り気配となり、前日比150円安の2552円で寄り付いた。その後も232円安の2470円まで株価下落幅を拡大している。

2019年3月期の連結純利益が前期比37%増の250億円となったが、従来予想370億円から120億円未達の業績下方修正となった。大口客が他社に流れ宅配便取扱高が想定より増えなかったことや、引越し部門のヤマトホームコンビニエンスが過大請求した不祥事も響いた様子。

野村證券ではヤマトHD投資判断を「BUY」から「ニュートラル」へ格下げ、目標株価を従来4000円から2750円へ大幅に引き下げた。アナリストの見解では「下方修正要因は引越需要の見謝りと費用管理、今後の方針を確認したい」とレポートを発行している。

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